ガン×自然療法 シリーズ  ④ 宗像久男先生

統合医学医師の会、会長であり、銀座ヘルスクリニックの院長、宗像先生のお話です。


15分の動画で、ガン細胞の増えやすい環境を、神経とホルモン、白血球のメカニズムを紐解きながら説明されています。なかなか小さくはまとめられませんが、かいつまんで説明します。

まず、先生は抗がん剤について説明されています。

*アメリカのOTA(アメリカの諸政策の為の立案の為の基礎調査をする議会の専門部門、アメリカ議会技術評価局)が、743人の末期の肺がん患者を、4つのグループに分けて、抗がん剤の効き目について調査したところ、1990年に、公式に、OTAの出した結論は「抗がん剤は増ガン剤である」と言うことです。
そして、NCI(国立ガン研究所)の所長は議会で、「ガン細胞は、抗がん剤をぶつけても、自分の中の遺伝子の働きで、抗ガン剤を無力化させてしまうことがわかって、ガンのプロとしては大きなショックを受けている」と証言しています。

そして、神経と免疫力の物質的なバランス関係を説明されています。

*ガン患者は、交感神経優位の生活をしている。

白血球=免疫力ですが、通常、大人の血液の、1平方mmに、4000~8000、そのうち、
①顆粒球(55~60%)→2日で死亡、体内をパトロールし、細菌を食べる
リンパ球(35~40%)→ガン細胞と戦う、抗体を出して様々なウィルスの働きを阻害
③単球(5%)(進行ガンの人の白血球では、顆粒球が80~85%、リンパ球は15%に減る。)

そして、自律神経について説明されています。
緊張の時には、交感神経が優位になります。
→アドレナリン(怒り、闘争のホルモン)、ノルアドレナリン(不安、逃走のホルモン)が出て、瞳孔が拡大し、心拍数が上がり、血液が筋肉へ送られ、肉体的に戦闘体制に持って行きます。
この、アドレナリンと、ノルアドレナリンの受容体が顆粒球であり、ガン細胞を増やす内部環境を作るのです。

つまり、怒りや不安などの精神状態がガン細胞を増やす、と説明されています。
発想の転換、ポジティヴなものの見方で、リラックスすると、副交感神経を優位にするアセチルコリンを出し、リンパ球を増やすと言うことです。→心身一如、病は気から、と古くからも言われてます

そして、60兆個の細胞を元気にするのは血液の流れを良くする事であり、血液から酸素と栄養素をもらって、出来た老廃物は静脈が回収し、20パーセントはリンパ(油)が回収します。しかし、動物の油は、人間の体温では溶けにくく、血流を妨げ、体温を下げる原因になると、先生は説明されています。低体温になると、ガンになりやすく、体を温めて、リラックスし、よく笑うことががん細胞を減らす、と説明されています。

まだまだ、他にもお話されていますので、興味のある方は動画をご覧ください。

このお話を聞いても、やっぱり、やってて良かった、ヨガと菜食!と思うのです。。。(同じオチ)