脱(ダツ)


脱(ダツ)、と聞けば「ダツゲンパツ」を一番に思い浮かべる人が多いいでしょうね、、私事ですが、インドに行き始めて、いろんなことから「脱」せざるを得ませんでした。「脱清潔」から始まり、「脱快適」、「脱肉食」、「脱便利」、「脱迅速」「脱お湯」、「脱ティッシュ」、「脱流行」「脱タワレコ」「脱パーティ」「脱美容院」、「脱マネキュア」「脱ファンデーション」、、、他にも枚挙に暇がありませんが、いつの間にか、ヨガのガイドの一部である、「執着からの離脱」にもつながっていきました。

インドの生活で、いろんなことの視点が変わり、資本主義の消費の宣伝からの脱洗脳をされ、便利さの副作用に気づいていきました。「そもそも要らなかったんだ、」と生活に必要なもののシンプルさに気づいていきました。

日本はゲンパツがなくても電力は十分足りていますが、多くの国では、毎日停電しています。インドの多くの家庭が自家発電が出来る様にしてありますが、停電が毎日のようにあるので、停電くらいのことで誰もうろたえません。

電気ならなくてもいいか、と今では思います。安全な沸き水と、火、があれば山で暮らせる、と言う風に考えるようになりました。木火土金水、は陰陽五行の基本の要素ですが、これに月と太陽(日)を足せば一週間が成立するように、私達の生活の(本来の)基本要素です。

そして、、今年は、「脱シャンプー」をしました。毎日「小麦粉シャンプー」を作ってます。(小麦粉アレルギーは、小麦を漂白するときの漂白剤によるものらしいです。)

体中から水分は吸収されますが、頭皮からも水分は吸収され、胎児が育つ羊水は、妊娠中の母親が使うシャンプーの匂いがする、と言う話を聞いたことがあります。そして、そのシャンプーに入っている成分で、生まれてくる子供がアトピーになる、とも聞いたことがありますし、アトピー性皮膚炎のある人たちは市販のシャンプーを「有害」、と感じています。(建築で使われる接着剤がシックハウス症候群、アトピー性皮膚炎を引き起こすとも言われています。)

私は、他の理由で始めた小麦粉シャンプーですが、以外に、シャンプーを使っていたときよりも、匂いが気になりません。脱脂力が強いせいか、指が通りにくくなりますが、そんなときはオリーブオイルをつけてます。食べられるものばかり。。(アロマオイルを混ぜるのもありですよね。)

他にもいろいろ「脱」しようと計画しています。