therapeutic yoga

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「ヨガセラピーはアメリカ発祥」、だとか「ヨガはアメリカ発祥」といわれる方がいらっしゃるようですが、今のアングロアメリカが、アメリカ合衆国として独立するよりもはるかに以前から、インドでは、ヨガを、セラピーとして、伝統的に活用されています。

therapeutic yoga

ヨガの様々な技術や理論は、血圧を整えたり、脊椎のゆがみを治し、血流を促進したり、筋肉を強くしなやかにし、ストレスを軽減させ、内臓、ホルモンバランスを整えるなど、健康面において様々に活用できます。
アーサナだけではなく、呼吸法や、鼻や腸の洗浄法など、体内をデトックスする方法、プチ断食など、症状や体質に合わせて、処方されます。インドではそのような、ヨガを療法にした入院施設のようなサナトリウムがありますし、私も何ヶ月か、ヨガセラピーのクリニックに朝、夕二回通っていたことがあります。
そこでは個人の体調に合わせ、ドクターがアーサナ(座法)のシークエンスを作り、インストラクターがマンツーマンで指導してくれました。体調が変われば内容も変わります。クリニックではマッサージなどもセットでしています。そこでもアイアンガーヨガのメソッドを使われていました。

体は日々変化するので、それに合わせて、またどういう風になりたいか、などでメニューも変わっていきます。
よく知らないまま体を無理やり伸ばそうとして、筋を痛めたりすることもありますし、ポーズを作るのに効果的な順番があります。そして、間違ったポーズの作り方は、更に体をゆがめるリスクもあります。
私自身、始めたときに膝裏を伸ばしすぎました。それをまたヨガセラピーのクリニックで治しました。
初心者の方は、的確な指導のもと、はじめることをお勧めします。

そして、体は、何を食べるかに、大きく影響されることも事実だと思います。
生活習慣、環境、人格、を健康的に保つことで、体も心も健康になっていきます。